ハノイ市都市鉄道2号線の契約調印
2011年3月18日
3月13日、ハノイでハノイ市都市鉄道2号線のコンサルタント契約調印式が行われ、当社からは代表取締役石黒雅一が参加し、ハノイ市都市鉄道事業局との間で調印を行いました。
首都ハノイ市は人口約320万人を擁し、行政及びベトナム北部経済圏の中心都市として重要な役割を担っていますが、経済成長、人口増加、オートバイの爆発的な普及によって道路交通量が急激に増加し、渋滞の発生、交通安全性の低下、深刻な大気汚染等の問題が顕在化しています。このような既存公共交通(バス、鉄道)の輸送能力や道路網では急増する交通量をさばききれなくなった状況下、さらなる地域経済の発展及び投資環境の改善のためには新たな大量都市交通システムの整備が必要とされるに至りました。
鉄道2号線はハノイ市北西部のナムタンロンから市中心部のチャンフンダオまでの総延長11.5km、1,435mmの広軌道の都市鉄道であり、8.5kmは地下部(7駅)を、3km(3駅)は地上高架部を走行します。総工費は1,310億円で、円借款とベトナム政府資金とで建設されます。建設期間は2012~2017年の6年間、建設後の5年間は運営・維持管理のための技術支援が提供され、1日当たりの年間利用客は2020年までは535,000人、2030年には661,000人、2040には777,000人が見込まれています。
本事業のコンサルタントサービスの内容としては、土木工事・鉄道システム・車両調達のための設計図書作成、入札補助、施工監理、運営・維持管理要員の訓練と技術移転、環境管理、用地収容補助などであり、オリエンタルコンサルタント(幹事)、片平エンジニアリングインターナショナル、トーニチ、PADECO, ALMECの日本5社の企業連合がサービスを提供し、日本の高い鉄道技術やノウハウの活用が期待されています。