バングラデシュ国「第3カルナフリ橋建設プロジェクト」
2009年4月2日
当プロジェクトは、チッタゴン市街地の東側を流れるカルナフリ川に新たな橋梁を建設するものである。チッタゴンは古くから港貿易で栄え、バングラデシュ国第一の商業都市であるが、既存市街地の東側に今後展開する新興開発地域との物流に問題を抱えている。当地域のカルナフリ川には、今現在二つの橋梁が供用されているが、いずれも現在の重交通に到底耐えうるものではない。河口より約18kmにあるシャー・アマナト橋は1988年にオランダから移設されたトラス橋で、今なお床版が木製の耐荷力の乏しい老朽橋梁で、更にその9km上流には100年前に建設された鉄道橋がある。軌道敷きが舗装され道路としても供用されているが、幅員が狭く交互通行を余儀なくされることに加え、列車が通行する際は車両交通は一時遮断される。
カルナフリ橋の建設は、このような交通障害を解消すると共に、隣接するミヤンマーとの交易の促進、更にはアジアハイウェーの一環としての役割も期待されている。
本事業はクエートファンドからの資金協力を受けたものであるが、 現在、工事全体の進捗率は約63%で、2010年3月の完成を目指している。