グアテマラ国道7号線東部道路改良復旧プロジェクト
2008年10月7日
工期:自2007年3月 至2010年6月、契約金額:11億4000万円、事業資金:76億円
グアテマラは中央アメリカ北部に位置し、1996年の和平条約の調印まで、36年間にわたりゲリラと政府の内戦が続いていました。この国道7号線地区は最も内戦の被害受けた地域であり復興が遅れていました。JBIC借款による国道7号線東部道路改良復旧プロジェクトは同地域の復旧をめざしたもので、弊社はグ国公共事業省・道路局の下、道路の改良舗装工事を実施する他、当該路線の沿線コミュニテイの建設に参加しています。
沿線コミュニテイへの支援プログラムは、チリのバルパライソ大学の協力のもとにHIV等感染症予防保健医療、交通安全教育、環境保全緩和教育を主たる内容とした、地域社会の経済的発展を側面から支える重要な社会参加プログラムとなっています。
政府全国市振興庁は本プロジェクトの関連事業として、国道7号線東部道路につながる支線農道の復旧整備事業を担当していますが、弊社は沿線8市の合同市庁舎の運営管理指導及び整備事業の管理技術の移転、工事スパービジョンの指導に当たっています。
本プロジェクトではグアテマラ国内のNGOと在グアテマラ国日本大使館の支援を得て、校舎が不足している沿線8市に対しての学校建設も実施しています。現在2学校8教室が完工し、1学校4教室が建設中、5学校20教室が計画中です。
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