「松澤 正弘(平成20年7月入社)」
入社のきっかけ
大学時代に中国を旅行したことがありますが、当時の中国は一本の高速道路もない発展途上国。社会資本整備の必要性を強く感じた旅でした。大学卒業後、国内業務中心の建設コンサルタントに勤務して20年経過した節目に、もともと海外志向が強く、いつかは海外のプロジェクトに関わりたいとの気持ちを持っていたので、転職を決意。KEIに入社して、それまでの自分の経験、技術力を生かして国際協力の業務に携わることになりました。
どんな仕事をしていますか?
現在、フィリピン国におけるJICAの有償資金協力プロジェクト「地方開発緊急橋梁建設事業」の施工管理業務に従事しています。私が担当するパッケージはビサヤ地域の老朽橋梁等43橋を24ヶ月という短期間で架け替えるものです。当該地域はセブ、レイテ、ミンダナオ、パナイ等の多くの島で構成され、その各島に対象橋梁が点在することから、いつも飛行機やボートを利用して現地スタッフと共に現場を飛び回っています。また、対象橋梁のほとんどは渡河の目的で架橋するのですが、日本のように河川が整備された条件下で建設できる橋梁は一つもなく、たった一度の洪水でも激変する自然河川を前提に、恒久的に安全でかつ建設コストを抑えた橋梁を建設するよう心掛けています。
入社してから/目指していること
2008年7月の入社からフィリピンでの勤務も丸2年が経過しました。フィリピンのインフラ基盤整備はなお脆弱との印象ですが、残念ながらフィリピンに対するODAプロジェクトは近年減少傾向にあります。したがって、優良な新規プロジェクトの発掘や形成に日々アイデアをめぐらせています。また、今後どの国のプロジェクトに従事するようになるにせよ、当該国の人々の暮らしぶりやインフラ事情等をよく観察し、真に必要とされる社会資本整備を提案できるように努力したいと思っています。