カンボジア「カンボジア国国道5号線整備事業準備調査」
2011年02月~2012年02月
カンボジア王国(以下、「カ」国)では、道路輸送が、「カ」国圏内輸送の中心的役割を果たしている。国道5号線は、首都プノンペン市から各主要地方州都市を結び、国境を経てバンコクへ繋がる「カ」国基幹道路であるとともに、大メコン圏南部経済回廊のアジアハイウェイAH1号線の一部としてメコン地域の産業大動脈としての路線として位置づけられている。当該路線は2000年の「カ」国大洪水による被害を受けたことから、2003年以降、アジア開発銀行(ADB)等により整備が進められてきたが、すべて簡易舗装(DBST)による整備となっており、道路状態が悪化している。
本プロジェクトの目的は、今回の調査対象地域になっているコンポンチュナン州、プルサット州、バッタンバン州、バンタイ・ミンチャイ州、国道5号線のプレク・クダム橋~シソフォン間(約337km)の道路状況調査、環境社会配慮調査等を実施し、・解析及び分析を行う。
主な調査内容として、 ①サイト状況調査(道路の舗装状況、道路沿線の開発状況等) ②交通需要予測調査 ③自然条件調査(気象や水文) ④航空測量 ⑤地質調査 ⑥道路舗装状況の分析 ⑦走行速度調査 ⑧環境社会配慮調査(住民移転等)
上記の調査を踏まえ、概略設計及び概略事業費積算を実施し、円借款による事業化を目指す調査である。 事業化につなげるために、適正かつ妥当な整備区間の検討するために、「カ」国全体の交通への与える効果、組織体制、資金計画、運営・維持管理等について十分な検討を行う。