フィリピン「幹線道路網整備事業(VI)(日比友好道路ビサヤス区間)」
2001年6月~2007年10月
フィリピンでは道路交通は最も重要な輸送手段であり、旅客輸送においては約9割、貨物輸送では約5割を担っている。当事業区間は、日比友好道路(全長約2000kmでルソン島の最北端からミンダナオ島ダバオ市を結ぶ)のサマール島内に位置している。当区間は、コンクリート舗装工事が完了してから20年以上が経過して、自然災害や過積載輸送に伴い道路舗装の劣化が顕著であり、交通の利便性が損なわれていた。本事業ではその本来の機能確保・回復を図り、増大する交通の円滑化により旅客・貨物輸送の効率化、交通費用低減および利便性・安全性の向上を通じて、地方経済の発展を促す事を目的としている。 プロジェクトの概要は、既存道路の舗装の改修・改善、路肩および側溝等の排水施設の整備、法面の補修・補強、既存橋梁の改修・改善(20橋)および架け替え(2橋)、アガスアガス橋(工事区間1.5km、うち橋梁延長350m)の新設で、プロジェクトはフィリピン公共事業道路省(DPWH)の管理の下、日比道路融資局(PJHL)が実施している。
本事業の資 金は第24次円借款(JBIC)の資金(事業費の約80%をカバーしている)をもとに実施されている。
・PK-III : CALBAYOG-GATANGUIT区間 道路延長 52.7km (橋梁架け替え2橋、補修・補強13橋を含む)中国業者、工期:34ヶ月
・PK-IV : GATANGUIT-CALBIGA区間 道路延長 59.5km (橋梁補修・補強7橋を含む)フィリピン業者、工期:36ヶ月
・PK-V : AGASAGAS地域 道路延長 1.5km (アガスアガス橋350m(3径間連続プレストレスコンクリート箱桁、脚高75m)を含む)日本業者、工期:26ヶ月