ウズベキスタン「第4次道路建設機材整備計画準備調査」
2010年04月~2010年05月
ウズベキスタンでは、総延長4万2,530kmの国道のうち国際幹線国道が3,626m、一般国道1万6,909km、地方国道2万1,995kmとなっており、この他、14万kmの都市道路、地方道路、地区道路がある。国道は主に旧ソ連時代に整備され、いくつかのミッシングリンクを除いて全国的な道路ネットワークが概ね構築されている。国道の維持管理は道路公社が行っているが、独立後の市場経済化によって増加している交通量によって路面の損傷が進むのに対し、公社が所有する維持管理機材の更新が追いつかず、路面状況の悪化が円滑な物流を妨げる要因となっている。
このような状況を改善するために、これまで日本は、道路建設機材整備計画及び第2次道路建設機材整備計画として、タシケント~アンディジャン道路、サマルカンド~テルメズ道路の改修整備に必要な機材にかかる無償資金協力を実施した。その後、2004年には第3次道路建設機材整備計画として、シルダリヤ州及びジザク州の道路整備に必要な機材調達が要請されたが、道路ネットワーク上の対象道路の位置づけが整理されていないため実現に至っていない。今回は上記に引き続き、カシュカダリア州及びブハラ州における道路整備に必要な機材の調達が要請されたものである。
今回の対象道路は、A-380号線上のガズリ~ブハラ~グザール区間(439km)であり、同区間はヨーロッパ回廊E-40及びE-60号線、アジアハイウエイのAH-30号線としても位置付けられている。中央アジア諸国間、アジアとヨーロッパとを結ぶ国際道路の一部であることに加えて、現在整備されつつあるナボイ自由産業・経済区域にも地理的に近いことから、同地域の経済活性化にとっても重要とされているが、上記の理由によって路面状況が悪化してきており、改修整備のための機材の調達が必要とされた。~
本業務での担当事項は、以下のとおり。
①要請内容の確認
②関連案件及び他ドナー・期間の援助動向等の調査
③サイト状況調査
④機材計画調査
⑤運営維持管理・実施体制調査
本件業務は、道路整備計画専門家が担当する。