アフガニスタン「ナンガルハール州帰還民支援プロジェクト」
2010年6月~2013年8月
アフガニスタン国では総人口約2千5百万人のうち約6百万人の帰還民が存在し、今後も難民の帰還が続くことが想定されている。その帰還民の多くは、中東部地域に集中しており、特に東部地域のナンガルハール州は、その人口の半数以上が帰還民であるという状況がある。これら帰還民の生活立ち上げに対する受け入れコミュニティへの負担の増加は、国内政情不安の要因であるとともに、同国の復興及び経済発展の遅滞要因でもあることから、帰還民の再定住促進は、同国の最重要課題の一つとされている。こうした状況の中、UNHCRと現地政府(アフガニスタン難民帰還省)は共同で、難民の帰還促進のための支援事業等の短期的活動を実施してきたが、持続的な再定住のためには、コミュニティの生活基礎インフラを整備(中長期的活動)することが急務となっており、ナンガルハール州政府から日本政府へ本プロジェクトを要請するに至りました。
本プロジェクトは、現地NGOを通じて対象11村においてコミュニティ主導型と外注型の2つのタイプを通じてパイロットプロジェクトを実施することで、帰還民及び受け入れコミュニティ住民の生活環境改善に必要なコミュニティレベルの基礎的インフラ整備事業を実施する体制・環境を整備するものです。