キャリア採用者
インタビュー
Career Interview

Profile

馬淵 ゆき子Yukiko Mabuchi

2017年11月入社
環境社会配慮 コミュニティ開発

入社のきっかけ

大学院で平和構築を学んだあと、青年海外協力隊として2年間ケニアでコミュニティ開発に携わる活動を行いました。
その後JICAコンゴ民主共和国事務所で、企画調査員(企画)保健・衛生・給水担当として3年間勤務し、技術協力プロジェクト、無償資金協力の既存案件の監理、新規案件形成を担当しました。
10年近く海外生活が続き、生活の拠点を日本に移したいと考え就職活動をする中で、KEIが今後コミュニティ開発やソフト系の人材を強化したいとの話を聞き、入社しました。

協力隊時代、先輩隊員のケニアでのワークショップに参加

どんな仕事をしていますか?

入社後すぐにフィリピンの「マロロス-クラーク鉄道事業及び南北通勤線(南線)」の環境社会配慮の団員として配属され、用地取得及び住民移転に係る調査に従事しています。
本事業は現在施工段階に入っている南北通勤線(ツツバン―マロロス)を南北にそれぞれ56kmほど延伸させることを目的としており、北伸で約3,000世帯、南伸で約10,000世帯の住民移転が発生する見込みです。
社会配慮の団員として、本事業の結果移転することとなる住民に対する補償、移転先の提供、生計回復・向上策を取り決めた住民移転計画(Resettlement Action Plan: RAP)の策定支援に従事しています。

フィリピンでのワークショップ

入社してから/
目指していること

環境社会配慮の業務に従事するのは初めてであったため、入社後2週間で現在従事しているプロジェクトに配属されてから、現場で日々の業務に従事しつつ、環境社会配慮のノウハウを少しずつ身に着けているところです。
今回は同じ業務を担う団員が複数いる案件に配属されているため、チームリーダーをはじめ周りのサポートを受けつつ、業務を行っていますが、将来は一人でも環境社会配慮の業務をこなせる人材になれることを目指し、日々経験を積んでいます。
また、現在従事しているプロジェクトがひと段落したのちには、コミュニティ開発や平和構築案件にも積極的にかかわっていきたいと考えています。